宮崎県いいところ 自然 高鍋湿原 ハッチョウトンボ [◆ 宮崎県いいところ]
『宮崎県いいところ 自然 高鍋湿原』
高鍋町の西部、海抜約60メートルの高台に位置する「中層湿原」です。
東部と西部に分かれ、湿原面積は東部湿原12、800㎡、
西部湿原19、000㎡、合計31、800㎡。
高鍋防災ダムの堰堤工事の際に出来た、新しい湿原です。
元々は農耕地だった高鍋湿原が、現在の地形になったのは1968年頃で、
まだ40年程しか経っておりません。
高鍋湿原は、宮田川の氾濫を防ぐ為に行われた、昭和37~42年の
県営高鍋防災ダム工事の土取場でした。
表土が削られ水を通さない不透水層がむき出しとなり、深く掘られた所に
近くの山林からの湧き水により湿地帯を形成し現在の地形となりました。
宮田川を挟んで東部と西部の二つの湿原から構成されています。
南九州大学による希少植物・生物発見をきっかけに昭和52年(1977)には、
本格調査が行われたのです。
絶滅危惧種の植物のひとつ・サギソウや、日本では最小のトンボの
ハッチョウトンボなどが確認されました。
2014-06-03 18:16
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