宮崎県 歴史 佐土原町 佐土原十六烈士の墓 [◆ 宮崎県 歴史]
『 宮崎市佐土原町 佐土原十六烈士の墓 』
貞享5年(1688年)、薩摩藩の江戸城御普請材を積み込んで出帆した
宰領河越久兵衛、河越太兵衛、成田小左衛門の3人は、13人の水主を
指揮して遠州灘を航海中、暴風雨に遭い、船頭権三郎は
荷物を捨てるよう進言しました。
13人の乗組員を助けるために死を覚悟した宰領の3人は
材木を捨てさせ、無事嵐を抜けます。
下田沖に着くと乗組員13人が無事佐土原に帰れるよう取りはからって
欲しいという嘆願書をしたため、3人の宰領は割腹して果てました。
これを見た船頭権三郎以下13人もこれに殉じて果てました。
藩のため部下のため殉じた3人の宰領と、その義侠心を見て
これに殉じた13人の水主は、徳ヶ渕地区に十六烈士の墓と
して祀られています。
【施設概要】
所在地 宮崎県宮崎市佐土原町下田島徳ケ渕霊園
交 通 JR佐土原駅から車で約10分
宮交シティから高鍋行きバス、徳ケ渕下車、徒歩10分
駐車場 なし ※入口に段差あり
トイレ なし
2016-05-04 20:42
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0