カポエイラ ブラジル 格闘技 [◆ 格闘技]
『ブラジル ・ カポエイラ』
映画で、ジージャーヤーニンの「チョコレート・ファイター」と
トニージャーの「トム・ヤン・クン」に、カポエイラという
格闘技で闘っているのを観ました。
ダンスや音楽に合わせて踊りながら、闘うのが斬新でした。
そのカポエイラは、ブラジルの奴隷達が練習していた格闘技と音楽
ダンスの要素が合わさったブラジルの文化。
2008年にブラジルの無形文化遺産として指定される。
2014年11月には、ユネスコによって無形文化遺産に登録された。
【歴 史】
1500年4月22日、ポルトガル人のペドロ・アルヴァレス・カブラルはブラジルを発見し
ポルトガルはブラジルを植民地化した。
ポルトガル人はパウ・ブラジルの枯渇後、サトウキビなどのプランテーションを
耕作させるための労働力としてアフリカ大陸のアンゴラやコンゴ
モザンビーク、西アフリカから多くの黒人を連行して
人身売買を行い、黒人は奴隷として酷使された。
カポエイラの源流は未だに不明な点が多い。アフリカの土着格闘技として
すでにこの頃よりも以前に存在していたと言われる他。
インディオがカポエイラをしているのをポルトガル航海士
マルティン・アフォンソ・デ・ソウザが
目撃していると言われている。
カポエイラ界では、今のところカポエイラはアフリカではなく
ブラジルで生まれたという説が多く支持されている。
【カポエイラ動画】
https://youtu.be/y_TWnm3-aLU
【技 名】
ジンガ(ginga) - 「よちよち歩き」の意味。他の格闘技の構えに近い
カポエイラの特徴的なステップ。
腰を落とし、顔面を防御しつつ左右に体を移動させる。
サンバのステップとも同じで、サンバのステップはジンガを速めたものになる。
ケイシャーダ(queixada) - あごへの蹴り。
アルマーダ(armada) - 「艦隊・海軍」を意味する蹴り。後ろ回し蹴りに近い。
アウー(aú) - 側転。動作中は地面についた手を見ずに、相手を見続けることが特徴。
フォーリャ(folha) - 「葉っぱ」を意味するアクロバティックな蹴り技。
マカーコ(macaco) - 「猿」を意味する、しゃがんだ状態からのバク転。
カベサーダ(cabeçada) - 頭突き。
マルテーロ(martelo) - 「ハンマー」を意味する上段蹴り。
ハステイラ(rasteira) - 足を引っ掛けて倒す技。
ベンサォン(benção) - 前方押し蹴り。「感謝」を意味し、腹部を蹴られた相手が
お辞儀をさせているようになることから名が付いたとされる。
【カポエイラが登場する映画作品】
オンリー・ザ・ストロング - Only The Strong (1993年)
キックボクサー4 - Kickboxer 4: The Aggressor (1993年)
クエスト - The Quest (1996年)
M:I-2 - Mission: Impossible 2 (2000年)
キャットウーマン - Catwoman (2004年)
オーシャンズ12 - Ocean's Twelve (2004年)
トム・ヤム・クン! - Tom Yum Goong (2005年)
チョコレート・ファイター - Chocolate (2008年)
2016-02-04 20:55
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